「思い込み」
と聞くと悪いイメージがあるかもしれない。
「それ、あなたの思い込みだよね」
と言われると、
軽くあしらわれたような、
バカにされたような、
否定されたような、
嫌な感情がくるかも。
でも、
「真実」は、
全人類は「思い込み」の中で生きている。
言い換えれば、
「自分と自分の宇宙の中」にいて、
一度もその「外」に出たことはない。
なぜならば、
目に見えること (視覚)
聴こえること (聴覚)
触れること (触覚)
味わうこと (味覚)
嗅ぐこと (嗅覚)
人間の「5感覚脳」が作り出している世界を
「現実」だと思い込んでいるから。
たとえば、
同じものを目の前にしても、
人間
と
カエル🐸
とでは、同じように認識しているだろうか。
1億円のダイヤモンド💎を目の前にしたら、
カエルがどう反応するだろうか。
美しいと認識するだろうか。
高価なものだと驚嘆するだろうか。
どうもそうは思えない。
カエル🐸の目からは、まったく違うものに
見えていることであろう。
では、それは間違っているのだろうか？
間違っていると言える根拠はあるのか？
人間「5感覚脳」だけが正しく物事を捉えてる
なんて、言えるだろうか。
人間同士だって、
「アップル」と、聞いて何を連想するか。
「赤いリンゴ」
「青森」
ひとつの言葉から連想するものは様々。
なのに、
人と会話してる時に、
相手が何を連想しているか意識しているだろうか。
実はお互いのイメージがずれたまま、
会話を続けているのかもしれない。
そして
「あの人とはわかり合えない」
と、結論づけていないだろうか。
みんな、
自分の立ち上げているそれぞれの「宇宙」
から観て、
「自己流」に解釈している。
「自己流」に判断・審判している。
目の前の「現実」を「真実」の世界だと
「思い込んでいる」
だって、そこから一度も出たことがないから。
生まれながらに「人間5感覚脳」を装着し
それを取り外したことがないから。
わたしはずっと「真実」とは何か知りたかった。
その答を知って、
これこそ人類がずっと探求してきた
「究極の答」なのだと思った。
そして今、
「思い込み」の世界をも楽しめるようになった。
それがどれほど、
人類全体の救いとなるか。
そのことについておいおい書いていきたい。
