CREATIVE LIFE ~今ここを生きる~ 0=∞=1

自分を決めつけるがんじがらめの人生から、常に今ここ再出発できる CREATIVE LIFEを創っていきましょう

日本の食料危機について

こんばんは。

 

12月に入り寒さが増してきました。

なにかと気ぜわしくなるので、

体調をくずさないよう、気をつけて過ごしたいものですね。

 

体調管理に欠かせないのは、食生活。

お店に行けば、食べたいものを手に入れることができます。

 

それって当たり前のことだと思いますよね。

それが、これからは当たり前ではなくなるかもしれません。

日本に食糧危機がやってくる可能性があります。

 

今日、ご紹介したい本、

世界で最初に飢えるのは日本

 食の安全保障をどう守るか

 鈴木宣弘さん著

 

 

衝撃的なタイトルです。

著者の鈴木さんは農林水産省勤務の経歴がおありで、

国の政策決めの裏側にも精通されています。

 

なぜ、

世界で最初に飢えるのは、日本 なのか。

 

本書では日本の食をとりまく実態と

その問題点について詳しく解析されています。

 

・日本の食料自給率はカロリーベースで37%

・外国からの成長ホルモン牛肉や農薬の問題

多国籍企業のひとり勝ち

・外国からの貿易圧力に屈する日本

・輸入が途絶すれば食糧難となる

・国が保護しない日本の農業

 

などなど。

 

私は本書を読んでショックでした。

国は国民の食の安全を軽んじている。

食は命なのに。

 

諸外国は有事の際にも自国内でまかなえるだけの

充分な備蓄をしているといいます。

なのに日本はそれさえもない。

 

国内の状況がどうあれ、

一定数の輸入量を減らすことは絶対にしない。

そのため国産がだぶつき、大量の在庫を抱え

特に酪農農家がどんどん倒産の危機に見舞われています。

 

もともと政府が補助金をつけ供給を増やせ増やせとあおっていたのに、

コロナ禍で需要が減っても、買い上げようともしない。

生産者だけに重荷を背負わせる。

 

この国の義の精神はどこへいってしまったのでしょう。

 

今だけ、金だけ、自分だけ

自社さえ儲かれば、

自分たちだけよければ、

といった企業や団体に浸食されてしまっています。

 

ですが、著書は恐怖を煽るためのものではありません。

 

解決の道は

あります。

 

無策の政府批判をしていても現状は変えられない。

 

・地域のタネからつくる循環型食料自給

(ローカルフード)法 制定の動き

 

・地域での様々な協力体制づくりや取組み

 

など、すでに始まっています。

 

ですが、表立って日本の食糧危機のことが報道されることはないので

国民は現状を知らされていない、

だから、今はまだ危機の意識も低い

 

手遅れになる前に。

ひとりひとりの意識改革が急務です。

 

まずは知ることから。

 

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