子供時代、わたしは手のかからない“いい子”でした。
我儘を言って親を困らせることもなければ、
何かをしでかして怒られることもありませんでした。
学校に通い出すと、いわゆる“優等生”、成績はよかったので、
親に「勉強しなさい」と言われたこともありません。
一見よさそうですが、わたし自身の自分の評価は決してよいものではありませんでした。
引っ込み思案でクラスメイトと馴染めず、教室ではおとなしくしていました。
わたしがここにいなくても気づく人はいないだろう、わたしなんて空気みたいな存在だと思っていました。
唯一勉強ができることで、自分の存在をなんとか維持していたのです。
育った家庭は経済的には豊かではありませんでしたが、感情的になる家族はいなかったので、家族がいがみ合うことはありませんでした。
わたしは、自己主張する必要もなく、感情を出さずにすんだのです。
その結果出来上がったのは、
“感受性に乏しい” “人の気持ちがわからない”
→“人とうまく交流できない” →“自分に ×する、自己評価の低い”
人格でした。
そもそもが、“人の気持ちがわからない”以前に、自分の気持ちすらよくわからなかったのです。
“思考”はしても “感情”にアクセスしない。
だから自分がしたいこともわからない。
これではいけない、自己成長せねば、と、時間とお金を遣ってきました。
今思うと、常に“自分のことばかり” 考えていました。
常に常に足りないので、何かを足さなくては、と外から何かを引っ張ってきて、自分に足していく、足し算の人生でした。
それでも枯渇感が癒えることはありませんでした。
そう、自分に×をつけたままでは永遠に満たされるはずがなかったのです。
そのことがわかったのは “nTech ” に出逢ったからです。
いきなり視点が大きく広がりました。
この脳の観点の中から観ていたのでは、永遠に問題は解決されないことがわかりました。
そして、次元の違う外から初めて自分を観ることができたのです。
自分が何なのかを知りました。
“自分が自分が”の人生が終わったのです。
“自分卒業” できました。
そうしたら、否定してきた過去の自分も、嫌だった人のことも
ひっくり返っちゃいました。
みんな、愛しい愛しい愛しい、ね (o^O^o)
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