外国の映画を観ていると、自分の感情や思っていることを、ストレートに相手に伝えている場面をよくみかけます。
特に怒りの感情。
人目や場所を気にするより、自分の言いたいことを感情的にぶちまけていたり。
悲しい感情も相手に伝える。
怒りの裏には悲しみが隠れているので、それも表現する。
その場で伝える、
もちろん映画だから、そうでないと話は進まないけれど、「ここでそれを言うんだ」と驚く時もあります。
多分わたしが感情表現が苦手なので、そういうシーンに敏感なのだと思います。
相手や周りに遠慮して、その場をやり過ごして、それが何のためになるのでしょう。
そう思っても、衝突を避ける行動が子供の頃から身に付いていると、大人になったからといって、簡単に解消されるものではありませんね。
感情を出すことが、怖い、
何が怖いのでしょうか。
自分がどう思われるか、が怖い。
そんなに自分がどう思われるか、は重要なのでしょうか。
いつも他人の評価ばかり気にする。
そんな人生、どれほど自分の尊厳を傷つけているのでしょうか。
自分の感情を殺して生きる、そんなことに慣れてしまい、麻痺状態であることにすら気がつけない。
気がついたら、それが一歩になります。
次に進む一歩に。